中島体育センター前の芝生広場には、キタコブシがポツンポツンと植えられています。
春先、サクラより少し早いくらいの時期に、白く可愛い花を咲かせます。


現在、このキタコブシにはピンク色の可愛い果実がぶら下がっています。
果実のデコボコした形状が、握りこぶしのデコボコに似ていることから「コブシ」と呼ばれるようになったそうです。

落ちていた果実を拾ってきて部屋に置いておいたら、気がつくとオレンジ色の種子が顔を出していました!

種子を引っぱってみると、白い糸のようなものがニュ~っと伸びます。


このように果実からプラプラ揺れることで、鳥に見つかりやすくしているそうです。
鳥に食べてもらい、フンによって種子を遠くに運んでもらい子孫を増やしていく、植物特有の戦略です。
鳥も食べに来る実なので、いつまで鑑賞できるかは不明ですが、お近くにお立ち寄りの際にはぜひ探してみてくださいね♪

場所は中島体育センター前の芝生広場です。
下のマップでご確認ください。
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