今日はクリスマスですね。来週の今頃はもう新年だなんて、1年がとても早いです。
園内も(少し雪は少ないですが)すっかり冬の装いです。

寒い中でも、園内の野鳥やエゾリスたちは元気です。
最近はカラ類(シジュウカラ、ゴジュウカラなど)の中に「キバシリ」の姿を確認出来ます。
この湾曲した長いくちばしが特徴のキバシリ。漢字で書くと「木走」で、木の幹に縦にとまり、登る姿からその名がついたと言われています。

その名の通り、すばしっこくてなかなかピントを合わせられない鳥です。
ヤマガラ。腹の色がよく目立つので、雪野原では見つけやすいです。

アカゲラのオス。キョキョキョッという特徴的な鳴き方で、なおかつ木をドラミングする音がしたらアカゲラを探してみてください。割と近くで見つかります。

腹の下の方にある、この赤い羽根の色!とてもきれいです。
木々も積もった雪が溶けて凍って…を繰り返し、枝先に模様のような氷がついています。

エゾリスは、現在5匹程度確認出来ます。(6匹という方もいたので正式な数は不明ですが)
今日も松ぼっくりをむしゃむしゃしていました。

食べ終わった松ぼっくりは、まるでエビフライのように見えます。松の木の下に、これがたくさん落ちているのを見つけたら、その松はエゾリスたちのお気に入りの食事場です。

冬はエゾリスの活動時間が主に朝となります。9時くらいまでなら活発にエサを食べている姿が目撃できますので、お時間があったら見に来てくださいね。
もちろん、野生動物にはエサやりなどせず、遠くから愛でて頂きたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。








