11/5、11/6の二日間にわたり「たのしくあそんでこどもはそだつ~0123才の“外あそびのススメ”」という講座を開催しました!
講師はNPO法人あそびっこネットワーク代表の中川奈緒美さんです。
東京都練馬区で「子どもが外で!あそんで育つ社会」を目指し、乳幼児親子の子育てひろば、常設プレーパーク、学童保育等の運営や、各種講座を開催されています。
プレーパークに関わっている人や、仕事やボランティアなどで子どもに関わっている人を対象に、乳幼児からの外あそびや子育て(親)支援のコツを学びました。
1日目講義「ココロとカラダが育つ0123才の外あそび」@月寒公園パークライフセンター

子どもの個性や発達段階の違いをどう捉えて、子どもや親、周囲の人や環境にどうアプローチをするとよいかなど、子どもが主体的にあそび、育ちやすくなる環境づくりについて学びました。
自分の子ども時代を思い出したり、
発達途上の子どもの感覚を知るワークをしたり、
アンケート調査のデータを見たり、
「非認知能力」「防衛体力」といった、今どきの注目ワードとの関連性を考えたり、
あそびっこネットワークさんの現場の写真や広報媒体をたくさん見たり、
練馬のあそび場で聞いた「お母さんたちの生の声」を、現場にどう生かしたか、を伺ったり、、、
息つく暇もないほど中身の濃い2時間(笑)
乳幼児期からの外遊びをなぜすすめるのか、
人がつながる子育て、地域がつながる子育ての可能性を再認識しました。
講義のあとは、翌日のあそび場開催に向けての作戦会議を行いました。
2日目あそび場開催「プレーリヤカーで”ちびっこ外あそび場”をつくろう!」&ふりかえり@月寒公園時計塔周辺

講座の受講生がスタッフとなり、乳幼児のためのプレーリヤカー(乳幼児の外あそび道具を積んだリヤカー)を使ったあそび場を開催!
ちらちらと雪が舞う寒い日でしたので参加者は少なめでしたが、最初は様子がわからくてもじもじしていた小さい子どもたちが、受講生スタッフの程よい声かけで少しずつ変わりだし、とっても楽しそうに!寒いのに最後まで遊びこみ、子どももお母さんも満足して帰って行きました。
「遊びの力」ってすごいんだな!と、改めて思います。
その後講師の中川さんと一緒にふりかえりをして、子どもやお母さんへのアプローチ方法など、あそび場運営に欠かせないポイントを改めて話し合いました。
ちらちらと雪も舞う寒い日でしたが、受講生の皆さんからは、「講義と実践を併せて行うことで自分をふりかえることができた。」「今後の活動にすぐ活かせる講座だった」という声を多くいただき、とても有意義な時間となりました。

