ハ行-鳥類-

ハイイロガン ハイタカ ハギマシコ
ハクセキレイ ハシビロガモ ハシブトガラ
ハシブトガラス ハシボソガラス ハジロカイツブリ
ハチクマ ハヤブサ ハリオアマツバメ
バン
ヒガラ ヒクイナ ヒシクイ
ヒドリガモ ヒヨドリ ヒレンジャク
ビンズイ
フクロウ
ベニヒワ ベニマシコ
ホオジロ ホオジロガモ ホシハジロ
ホトトギス

※写真は明記していないものはすべて雄です。ただし観察時に外見で雌雄の区別ができない種についてはその限りではありません。

ハイイロガン

和 名 ハイイロガン
学 名 Anser anser
科 名 カモ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:10~4月 ☆ 全長89cm カラスより大きい
ガンの仲間で日本では迷鳥です。家禽のガチョウの原種です。著名な動物学者コンラート・ローレンツ氏が「刷り込み」の研究をした鳥として知られています。●西岡では過去に記録があるのみです。

ハイタカ

和 名 ハイタカ
学 名 Accipiter nisus
科 名 タカ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★★ 全長:雄32cm・雌39cm ハトくらい
主に森林の小鳥類を捕食するタカの仲間です。灰色の背中に長めの尾が特徴です。ワシタカの仲間は雄より雌の方が大きいです。巣は主に針葉樹の林の中に造り、4~5個の卵を産み30日ほどで孵化します。●西岡では四季を通して時々見られますが冬に見る機会が増えます。

ハギマシコ

和 名 ハギマシコ
学 名 Leucosticte arctoa
科 名 アトリ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:10~4月 ★ 全長16cm スズメよりやや大きい
頭部から背中にかけて茶褐色、腹部は濃いピンク色に茶色の斑そして黒っぽい顔と独特の色合いをしています。冬鳥としてシベリアなどから渡って来ますが数は少なく局所的に分布しています。越冬時は群れで暮らしています。アトリ科の鳥は年により渡来する数に大きな変動があり、同じ場所でも年により現れたり現れなかったりということがあります。●西岡では過去に何度か記録があり、今後も出現する可能性があります。

ハクセキレイ

hakusekirei

和 名 ハクセキレイ
学 名 Motacilla alba
科 名 セキレイ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★★★ 全長21cm スズメよりやや大きい
市街地などでごく普通に見られる白と黒のスマートな野鳥です。よく尾を上下に振ることから英名でWagtail(尻振り鳥)と言います。草地、水辺などで歩きながら昆虫などを捕食し、「チチンチチン」と鳴きながら波状飛行します。巣は地上のくぼ地、植え込みの下や家の隙間などに作り、トラックのエンジンルームに作ることもあります。●西岡では駐車場から管理事務所の周りで見られます。

ハシビロガモ
hashibirogamo

和 名 ハシビロガモ
学 名 Anas clypenta
科 名 カモ科
~ コ メ ン ト ~
※写真は雄

見られる時期:10~12月(非結氷期) ★ 全長50cm カラスよりやや大きい

冬にロシアなどから渡ってきます。カモ類の中ではよく見る種類です。その名の通り雌雄とも先が幅広く長めの嘴を持っています。●西岡では秋に見られる年もあります。市内では道庁前庭や月寒公園などでも見られます。

ハシブトガラ
hashibutogara

和 名 ハシブトガラ
学 名 Parus palustris
科 名 シジュウカラ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★★★★ 全長12cm スズメよりやや小さい
白い体と頭に黒いベレー帽を載せた姿が特徴的です。日本では北海道にのみ生息します。市街地から山地まで林がある場所に広く生息しています。北海道にはまったく同じ体色のコガラも生息していて識別が難しいですが、コガラは夏季は山地で過ごしており、西岡では冬季のみ見られます。またコガラは主に針葉樹にいます。冬にはエナガやキツツキ類などと一緒に混群を形成し森の中を移動します。警戒心が薄く他の鳥よりも近くに寄ることができ、すぐ近くに飛んで来ることもあります。クリスマスごろから「ピィピィピィ」と単調な声で囀りをはじめ、5月頃まで鳴いています。●西岡では四季を通じて全園的に見られます。最も見る機会が多い野鳥です。

ハシブトガラス

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和 名 ハシブトガラス
学 名 Corvus macrorhynchos
科 名 カラス科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★★★★ 全長56cm。カラスくらい
太い嘴と丸いおでこのでっぱりが特徴的なカラスです。「カーカー」と澄んだ明るい声で鳴き、とまっているときは尾を下げて鳴きます。雑食性で植物から昆虫、動物まで何でもよく食べます。子育ての時期は人が近づくとヒナを守るために威嚇行動をします。●西岡では全園的に見られます。

ハシボソガラス

hashibosogarasu

和 名 ハシボソガラス
学 名 Corvus corone
科 名 カラス科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★★★★ 全長52cm。カラスくらい
スマートなカラスです。地上を歩くときはお尻を振りながらウオーキングします。嘴がハシブトガラスに較べて細いこと、おでこの出っ張りがないことで識別ができます。またハシボソガラスは開けた環境を好んで利用します。「ガーガー」と濁った声で鳴きます。お辞儀をするような仕草で鳴くのが特徴です。札幌市内では山側に少なく、平野部に多いカラスです。●西岡では駐車場付近で時々見られます。

ハジロカイツブリ

hajirokaitsuburi

和 名 ハジロカイツブリ
学 名 Podiceps nigricollis
科 名 カイツブリ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:不定期 ★ 全長30cm。ハトくらい
北海道では本来冬鳥として時折見られますが、西岡では過去いずれも8月に記録されています。夏羽は頭頂部が黒くて首が赤く、目の後ろに黄色い飾り羽がありますが(雌雄共通)、冬羽は首が白くなります。嘴がやは上向きに反っているのが特徴です。●西岡では2016年8月に最近の記録が出ました。その個体は飾り羽が抜けかけていました(写真はその時のもの)。

ハチクマ

和 名 ハチクマ
学 名 Pernis ptilorhyncus
科 名 タカ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:4~10月 ★ 全長57-61cm カラスより大きい
大型のタカの仲間で蜂の巣を襲って幼虫や蜂蜜を食べます。昆虫など小動物も食べます。繁殖期には雄が背中側で翼を打ち鳴らしながら急降下する「ディスプレイフライト」を行います。中山峠付近で比較的よく観察されます。10月はじめには室蘭の地球岬で南に渡ってゆく大群「鷹柱」を見ることができます。●西岡では過去に何度か記録があり、今後も出現する可能性があります。

ハヤブサ

hayabusa

和 名 ハヤブサ
学 名 Falco peregrinus
科 名 ハヤブサ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★ 全長:雄42cm・雌49cm カラスくらい
札幌市内でも南区の崖がある山などで繁殖しており、それらの個体が市街地まで採餌のために飛んでくることがあります。都心部のマンションなど高層ビルの上層階や屋上に塒をとっているという情報もあります。翼の先が尖っているのが特徴です。獲物を狙って急降下する際には時速300km/h以上出ているといわれています。●西岡では四季を通して時々見られます。

ハリオアマツバメ

harioamatsubame

和 名 ハリオアマツバメ
学 名 Hirundapus caudacutus
科 名 アマツバメ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:5~10月 ★★ 全長21cm ムクドリくらい
体の割には翼が長く広げると50cmにもなります。羽が長いため体の大きさも大きく見えます。尾羽の軸が針のように突き出しているのが名前の由来ですが野外でそれを観察するのは困難です。近くを飛ぶと飛行機が風を切るような力強い羽音が聞こえます。●西岡では暑い時に水源池の水面にすれすれに低く飛んで水を飲み水浴びをする姿が見られる他、時々上空を飛んでいます。

バン

和 名 バン
学 名 Gallinula chloropus
科 名 クイナ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:4~10月 ☆ 全長35cm ハトくらい
河川湖沼や池などに生息する鳥です。水鳥に分類されますが足の指に水かきがありません。水面に浮かんで泳ぐ姿がぎこちなく見えます。餌は植物質から動物質までとらえられるものは何でも食べます。古来日本ではおなじみの身近な鳥でしたが、戦後の淡水域の環境悪化に伴い一部地域で生息数が減少しています。北海道では夏鳥ですが、元々それほど多くはないようです。●西岡では何度か記録がある程度です。環境的にもっといてもおかしくないのですが、湿地があまり広くないことと関係があるかもしれません。ただし今後も出現する可能性はあります。


ヒガラ

higara

和 名 ヒガラ
学 名 Periparus ater
科 名 シジュウカラ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★★★★ 全長11cm スズメより小さい
針葉樹に依存して生活し、北海道では低地から山地までの森林に多い鳥です。木にいる昆虫を主食としています。シジュウカラより小さく、胸から腹にかけての黒い帯「ネクタイ」がありません。頭部に短い冠羽があり「ちょんまげ」のように羽が立っているのが他のカラ類にはない特徴です。主に針葉樹のてっぺんで「ツピツピツ」と囀りますが、双眼鏡を使うと意外と姿を見つけやすい鳥です。雪解けが始まる頃から囀りが聞かれます。秋には群れで行動する姿が見られます。●西岡では公園入り口付近や池周辺の針葉樹でよく見られます。

ヒクイナ

和 名 ヒクイナ
学 名 Porzana fusca
科 名 クイナ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:4~9月 ☆ 全長23cm ムクドリよりやや大きい
湿原に生息するクイナの仲間で北海道では稀です。●西岡では過去に記録があるだけです。

ヒシクイ

hishikui

和 名 ヒシクイ
学 名 Anser fabalis
科 名 カモ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:10-12月、3-4月 ☆ 全長78-100cm。カラスより大きい
本州で越冬するガンの仲間で北海道には秋と春の移動の時期にひと月前後立ち寄ります。千歳市の長都沼が春と秋に滞在する寄留地(きりゅうち)として知られ、北から渡って来た10月下旬~12月上旬と、一度越冬のため南下して再び戻って来る3月後半から4月にかけての頃には数百から千単位の数が見られます。朝日が昇る頃に小群で周辺の湖沼や田畑に餌をとりに出かけ、夕日が沈む頃に戻ってきます。大きさの違う亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイがあり、日本ではどちらも見られます。●西岡では過去に上空通過の記録がありますが、今後も通過などで出現する可能性があります。

ヒドリガモ

hidorigamo

和 名 ヒドリガモ
学 名 Anas penelope
科 名 カモ科
~ コ メ ン ト ~
写真は雄
見られる時期:10~12月(非結氷期) ★ 全長48.5cm カラスよりやや大きい
カモ類の中では数が多い方の種類で、カモがいる場所に行けばだいたい見られます。春には他のカモ類よりも少し遅く北に渡ってゆきます。雄は赤茶色の頭に額から頭頂部までのクリーム色が特徴です。●西岡では秋に時折見られます。

ヒヨドリ

hiyodori

和 名 ヒヨドリ
学 名 Hypsipetes amaurotis
科 名 ヒヨドリ科
~ コ メ ン ト ~
写真は雄
見られる時期:1年中 ★★★★ 全長27cm ムクドリより大きい
市街地でもよく見かけるおなじみの野鳥です。飛ぶ時は上下に大きく波状態行するのが特徴です。鳴き声は「ヒーヨヒーヨ」と聞こえます。5月末から8月にかけて低い枝先にお皿型の巣を造り、3~5個の卵を産みます。桜の蜜を吸う他樹木の実が好物です。本来は森林性の鳥ですが、高度経済成長期以降に都会に進出して人間生活に適応し、今ではすっかり都会の鳥としておなじみとなっています。●西岡では全園的に見られます。

ヒレンジャク

hirenjaku

和 名 ヒレンジャク
学 名 Bombycilla japonica
科 名 レンジャク科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:10~4月 ★★★ 全長17.5cm ムクドリより少し小さい
色鮮やかな美しい鳥です。漢字では「緋連雀」と書き、尾羽の先が緋色(赤色)をしているのでこの名前が付きました。アムール川下流周辺が主な繁殖地で冬鳥として渡来します。キレンジャクの群れの中に混じっていることもあり、「チリチリ」と鈴のような細い声で鳴きます。真冬にはほとんど見られなくなりますが、春先にまた少し現れます。●西岡では駐車場から管理事務所にかけての大きな木で見られます。

ビンズイ

binzui

和 名 ビンズイ
学 名 Anthus hodgsoni
科 名 セキレイ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:4月下旬~5月上旬、10月 ★★ 全長16cm スズメくらい
夏鳥として渡って来て北海道内の山地で繁殖しますが、春と秋の移動時期には低地の公園などにも現れ比較的よく見られます。地上を歩いて採餌し、他のセキレイの仲間と同様に尾を上下に振りながら歩きます。数羽で採餌していることがよくあります。春はよく見られますが、秋は見られないこともあります●西岡では少し開けた場所で時々見られます。


フクロウ

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和 名 フクロウ
学 名 Strix uralensis
科 名 フクロウ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:1年中 ★ 全長50cm カラスくらい
森林に生息し、夜行性でネズミ類や昆虫などを捕食します。大木の樹洞に営巣することが多く、4、5月に2~4個の卵を産み、28日ほどで孵化し、さらに32日ほどで巣立ちします。鳴声は「ゴロスケホーホー」と聞こえ、「ウッウー」とうなるようにも鳴きます。●西岡では森の中でたまに見られます。


ベニヒワ

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和 名 ベニヒワ
学 名 Carduelis flammea
科 名 アトリ科
~ コ メ ン ト ~
※写真上=雄(冬羽)、下=雌
見られる時期:10~4月 ★★★★ 全長14cm スズメくらい
冬鳥として10月に大陸から渡って来ますが、年により数の変動が大きい鳥です。越冬数も多寡があり、真冬には見られず晩秋と春先だけ見られる年もあります。越冬の際は開けた場所が近い森林にすみ、数羽の群れで行動します。飛びながら「キュリッ」と鳴くのが特徴ですぐ分かります。都心部の公園などにも現れることがあります。雄は春になると顔から腹部まで赤くなります。雌は頭に日の丸のような赤い大きな部分があります。4月中旬から下旬に大きな群れが見られ、その後北に渡ってゆきます。●西岡では池の周りで見られ、越冬した年は姿が頻繁に見られます。

ベニマシコ

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和 名 ベニマシコ
学 名 Uragus sibiricus
科 名 アトリ科
~ コ メ ン ト ~
※写真上=雄(冬羽)、下=雌
見られる時期:4~10月 4月と10月★★ それ以外★ 全長15cm スズメくらい
夏鳥として4月に南から渡って来ます。河川敷や湿原で繁殖する鳥ですが、4月と10月の移動期には都市公園や疎林などでも見られます。雄は赤い顔と白い頭が印象的。雌は全身茶褐色で雄雌ともに尾が長く体長の半分ほどを占めます。「ピッポッ」と連続音で鳴くのが特徴で声で認識しやすい鳥です●西岡では主に春と秋の移動期に見られますが、夏季にも時々現れます。


ホオジロ

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和 名 ホオジロ
学 名 Emberiza cioides
科 名 ホオジロ科
~ コ メ ン ト ~
※写真上=雄、下=雌
見られる時期:4~10月 ★★★ 全長16cm スズメよりやや大きい
草原や河川敷など開けた場所にすむ鳥で、疎林や防風林に接した農耕地で多く見られます。道内でも積雪の少ない地域では越冬することがあります。木や電柱のてっぺんで囀り、その声は「源平つつじ枯れつつじ」「一筆啓上仕り候」などと聞きなしされるおなじみの鳥です。雄は過眼線(かがんせん)が黒く、雌は茶褐色です。●西岡では管理事務所付近や拡張地(草地)でよく見られますが、それ以外の場所ではほとんど見られません。

ホオジロガモ

和 名 ホオジロガモ
学 名 Bucephala clangula
科 名 カモ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:10~12月(非結氷期) ☆ 全長45cm カラスくらい
海岸や河川河口部で見られるカモ類で、内陸部の水面にも稀に飛んできます。●西岡では何度か記録があるのみです。

ホシハジロ

hoshihajiro

和 名 ホシハジロ
学 名 Aythya ferina
科 名 カモ科
~ コ メ ン ト ~
※写真は雄
見られる時期:10~4月(非結氷時) ☆ 全長49cm。カラスくらい
冬鳥としてシベリアなどから越冬のために渡って来ますが、北海道では少数が繁殖しているもようです。雄は赤茶色の頭に黒い胸と灰色の体がきれいです。雄は目(虹彩)も赤いのが特徴ですが雌は全体的に地味で虹彩も黒です。●西岡では過去に記録があるだけですが、今後も稀に現れる可能性があります。

ホトトギス

和 名 ホトトギス
学 名 Cuculus policephalus
科 名 カッコウ科
~ コ メ ン ト ~
見られる時期:5~9月 ☆ 全長28cm ハトよりやや小さい
ウグイスなどに托卵(たくらん)するカッコウの仲間の夏鳥です。日本では昔から和歌や俳句や漢詩などの文学でおなじみの鳥ですが、北海道では道南に定期的に渡って来るだけで、それ以外の地域では稀です。しかし近年道央などで目撃情報が増えており、今後は生息地が広がる可能性もあります。なお、ホトトギスをはじめとしたカッコウ科の鳥を「杜鵑(とけん)」と呼び、また、俳人正岡子規の「子規(しき)」とはホトトギスのことを指します。●西岡では何度か記録があるのみですが、今後も出現する可能性があります。

 

 

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