登録団体「秋桜」活動紹介

8月25日、登録団体「秋桜」の「第14回藍の生葉染め研修会」の取材に行きました。

会場の北区篠路の木田倉庫に入ると、ブルーシートに朝6時30分から刈り取られた藍が積まれていました。この藍は、秋桜のメンバーが4月20日に種をまき、6月中旬に庭土に移植し大切に育てたものです。生葉染めに使うには、花が咲く少し前がいい色が出るので、毎年8月下旬に生葉染めの研修会を行っているのだそうです。

ブルーシートに積まれた藍の葉 ブルーシートに積まれた藍の葉

まず藍の葉を茎からはずして3から4つにちぎります。ちぎった葉を水と一緒にミキサーにかけて細かくし、藍のジュースを作ります。このジュースが染料になります。

藍の葉を水と合わせてミキサーにかけるところ 藍の葉をミキサーにかけて染料を作っているところ

この作業の間に染める布(絹)を水につけておいて、絞ってゴムでしばったりひもで結んだり、でき上がりをイメージしながら模様を作ります。布を染料に浸します。染料から布が出ないようにして染料の中で布を広げて全体に浸透させます。

絞り模様をつくっているところ 染料に布を浸しているところ

10分浸したら、絞って広げ空気に2、3分あてて発色させます。その後、3分染料に浸して空気にさらす。もう1回3分浸してさらすを繰り返した後、水で染料を洗い流して乾かします。

染料から引き上げているところ 布をさらしているところ

布をさらしているところ 水洗いをしているところ

この日は、秋桜のメンバーだけではなく近くの「グループホーム菜の花しのろ館」から3名、秋桜の活動を学びたいと小樽市の「NPO法人 北海道鉄道文化保存会」から4名、登録団体「花と緑のEGG」から2名の参加があり、できあがった世界に1つだけの布の出来栄えを見せ合い喜びました。

様々な模様 できあがった布と参加者

できあがった布 できあがった布と記念撮影

研修会の後で見せていただいた「コスモスふれあい花畑」には、地域の柏葉荘の子どもたちのつくっている花壇と五稜会病院の患者さんたちの花壇がありました。引越しされる方から譲り受けた花や木が植えられていたり、子どもたちが虫捕りに来たりと地域の方と優しく交流している様子がうかがえます。

秋桜の庭

登録団体「花と緑のEGG」では、昨年の研修会に参加した代表の堀さんが今年の春に秋桜から種を譲り受けて藍を育て、9月の団体の活動で藍の生葉染めを行うのだそうです。「他の団体の方と理解し合い、交流ができたことが本当にうれしい」と代表の春原さんが会の終わりにおっしゃいました。天候不順な中、大切に育てた藍をメンバーや地域の垣根を越えて体験させてくださった懐の広さを感じました。

1人分のストールが5株ほどあれば出来上がります。媒染剤がいらず、家庭にある道具でできるので、私も思っていたよりも簡単にできたという感想を持ちました。最近では藍(アイ)の種も市販され手に入りやすくなっています。

みなさんも藍染めで楽しい交流してみませんか?

 

 

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