登録団体「森林遊びサポートセンター」活動紹介

9月28日、南区藤の沢小学校の小鳥の村に、「森林(もり)遊びサポートセンター」の活動取材に行きました。森林遊びサポートセンターでは、山歩きやウォーキングのほかに藤の沢小学校と駒岡小学校の学校林で植樹や森の管理を行うボランティア活動をしています。この日は、5年生22人に子ども樹木博士認定と10月10日に植樹を行うための地ごしらえを行いました。

木の説明を受けているところ 地こしらえの作業をしているところ

スタッフは、森の中の12種類の樹木に木の名札をつけ、身振り手振りを加えて葉や枝、幹の形や木材としての用途など特徴をわかりやすく説明し、子どもたちはメモを取りながら真剣に話を聞きました。その後、木の名札を1から12までの番号の札に付け替え、どの樹種が何番かを答えるテストの開始。あせって森の中を行ったり来たりする子どもたちをけががないようにスタッフは見守ります。

木の説明をするメンバーさん 木のテスト中の様子

スタッフは手分けして採点をし、見事に22人全員合格。子ども樹木博士初段の賞状がサポートセンターの小林理事長から子どもたち1人1人に手渡され、先生、スタッフの祝福を受けました。このテストが子どもたちにとって励みになるのだと先生は言います。

採点をするスタッフ 樹木博士の賞状を受け取っているところ

地ごしらえでは、今笹や木が生えている植樹予定地の整地を行いました。スタッフは1人1本ずつ鎌を手渡し、まずは笹の切り方の説明をして森の中に入りました。でも実際に森の中では笹の茎が固くてなかなか切れません。担任の先生でも悪戦苦闘したり、要領を得てどんどん切り進んでいく子がいたりと一様ではありません。スタッフは全体を見て隣と近づかないように注意を促しながら指導を行いました。

鎌の使い方を教えているところ 森の中の地ごしらえ作業の様子

イタヤカエデの稚樹 切った笹をみんなで運んでいるところ

笹の中にイタヤカエデの小さい木を見つけた子が、「この木を育てたいから切らないでおきたい」とスタッフに言いました。「さっき教えたことがすぐに身についているね」とスタッフはうれしそう。「仕事の要領がいいね」「よく気がついたね」子どもたちの動きに気がつくと大きな声でほめながら地ごしらえを終えました。10月10日には、2年生が植樹を行います。2年生のためにがんばったという満足感も得ているようです。

最後に小林理事長は「森の中には、いろんな木があります。どの木もみんな一生懸命がんばって伸びようとしています。みなさんもがんばってください」と優しく語り掛けました。

小林理事長の挨拶

5年生が地ごしらえを行った植樹予定地はさらに大きな木を切り倒し、もう少し笹を刈って広げる整地が必要です。先程までは穏やかな語り口のスタッフでしたが、チェーンソーや刈払機を持つと、「これが楽しいんだ」と言ってバリバリ大きな音をたて、声を掛け合って安全確認をしながらあっという間に整地は終わりました。

サポートセンタースタッフによる整地 スタッフが木を切り倒しているところ

スタッフのほとんどがもともとは山歩きがしたくてサポートセンターに入ったそうですが、子どもたちに教えるために木の勉強をし、豪快な森づくりにすっかり魅了されて楽しんでいる様子が伺えました。

将来のまちづくりを担う子どもたちが、身近な自然に関心を持ちながら育つことを頼もしく感じました。

 

 

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