9月26日、南区の真駒内エドウィン・ダン記念公園へ、登録団体「グリーンエプロンズ」の活動を取材しに行きました。
正面入口付近の植え込みと、入ってすぐの円形花壇、その周りでグリーンエプロンズは活動しています。
周辺の公園の樹高の高い木々に合わせて、円形花壇の中心は2m以上のブッドレア、その周りにディアボロ、アナベルの木を配し、その間にはグラス類、マーシュマロウの背丈を越える大型の宿根草で作られています。メンバーさんは、家では大きくなりすぎて困るものも、ここでは切らなくて済むので、庭でできないダイナミックなガーデニングを楽しんでいると言います。
取材した日はすっかり秋の風情でしたが、春はムスカリとチューリップが咲き、続いてアルケミラモリス、ラムズイヤー、キャットミント、アナベル、ギボウシ、フウチソウと植えられた花や葉は、みなパステルカラーの優しい色合いです。ここのメンバーの皆さんもやはりこの色合いが好きで遠くは西区山の手、清田区、南区澄川から通って来ているのだそうです。
この日は花壇の片付けを行いましたが、大きな植物を相手に作業もダイナミック。刈り込みバサミを手に、地際からザクザク切っていきました。
毎回の活動に参加しているメンバーは、5人くらい。活動が終了してから次の日程を決めますが、月に1回水曜日の9時30分から1時間の活動は、水やりをしない草取りもほとんどしなくても良いローメンテナンスを実行しています。
平成20年に設立してから育てている宿根草は株張り150cmもありそうなくらいの大株に育ち、ほぼ地面を覆っています。これでは雑草の入る隙はありません。
少人数で、できる時にできる人ができる範囲のことを無理せず、楽しく行うようにしているそうです。
グリーンエプロンズの名の通り、メンバーはオリジナルのロゴが入ったグリーンのエプロンを着用し、カゴや手押し車など道具類もグリーンで揃って素敵でした。
グリーンエプロンズでは、随時メンバーを募集しています。
「まずは一緒に活動を体験してみませんか?」
体験希望の方は、花と緑のネットワーク事務局(TEL:011-251-3309)までご連絡ください。