さっぽろタウンガーデナー講習会「宿根草の活用法」を開催しました

12月6日、さっぽろタウンガーデナー講習会「宿根草の活用法」を開催しました。講師は「ガーデニング リラの会」大通公園西8丁目花壇担当でグリーンアドバイザーの熊木真智恵さんです。

まず、宿根草を知るために、宿根草のプラス面とマイナス面の両方からの特徴と代表的な品種の説明がありました。

講師の熊木さん

自然な雰囲気を持つ、葉がきれいな品種が多く、花がない期間も楽しめるなどの魅力はみなさんご存知でしょう。

ではマイナス面はというと、花期、花数ともに一年草と比べて短い、根が残るので場所を占有する、手入れのタイミングを逃すと後が大変になるなどがあげられます。ススキを例にあげ、大株になってしまうと掘り起こすのが大変なので、大きくなりすぎる前に株を小さくする、または株分けした方がよいと説明し、実際に宿根草で困っていることはありませんかと熊木さんが参加者に質問をしました。

するとシュウメイギク、スズラン、キクと次々に花の種類の名があがり、参加者からはそうそう、困るのよねと共感する声が聞かれました。また株分けや植え替えのタイミングは、春咲きのものは秋に、秋咲きのものは春に行うと失敗が少ないのだとか。

熊木講師の講義の様子 講義中の受講者の様子

公共の花壇はいつ誰に見られてもいいよそゆきの花壇だと認識すると、メンテナンスの仕方や程度、選ぶ花の種類も変わってくると熊木さん。

いつもきれいに保つために次のメンテナンスまでの期間を考えて割り切った判断をしなければならなくなることもあり、「迷ったら切ってください」と熊木さんはご自身の活動している花壇のメンテナンスでも言っているのだそうです。

ワークショップでは、5~6人で1グループになり、幅1.5m長さ20mの花壇に宿根草を使ってデザインをしました。

ワークショップでのグループワークの様子 グループワークの様子

ふせんの色を花色に見立て宿根草の写真を貼ったものを、デザインするときにイメージしやすいように使用しています。

配色、草丈、花期など考慮するポイントはありますが、まず配色から考えるグループ、草丈から考えるグループ、好きな花から考えるグループとそれぞれデザインの仕方は異なります。時々熊木さんにアドバイスしてもらいながら、どのグループも活発に意見を出し合いました。

ワークショップでの発表の様子 ワークショップでの発表の様子

短い時間でしたがデザインを完成させ、各グループの代表者が図面の前に立って参加者全員に発表しました。

それぞれのグループのデザインに対して、熊木さんから講評がありました。

熊木さんが講評しているところ

花のない期間も葉が美しい種類を効果的に使うこと、花期が限られているので花のない期間がないようにすることなど、プロが気にするポイントを教わりました。

ご自身の活動先やご自宅の庭での課題を持って参加している方が多く、受講後には「難しかったけれど楽しかった」「これからの活動の参考にしたい」「植栽図の作り方が勉強になった」との感想があげられました。これから来年の植栽計画を行う時に、この講習会で学んだことが活かされ、ご自宅の庭や公共の場が花でいつもきれいになるといいですね。

 

 

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