Archive for 6月 2010
貴婦人の耳飾と聖母のユリ
今日から中温室で「フクシア展」が始まりました。
期間は6/22(火)~7/25(日) 会場では常時40種類、期間中約70種類約100鉢と紹介パネルを展示します。
フクシアはアカバナ科フクシア属の植物で、西インド諸島からメキシコ、中南米、
ニュージーランド、オーストラリア南部にかけて約100種の原種が自生しています。
暖かい地域とはいえ、多くの原種は高地に自生するため、夏の暑さを嫌います。
高温多湿の本州では夏越しが難しい植物ですが、
北海道の冷涼な気候はフクシアにとって過ごしやすい環境にある為、秋まで咲き続けます。
基本的に非耐寒性なので屋外での越冬は出来ませんが、
原種のマゲラニカ(F.magellanica)は路地植えにして積雪の下で過ごさせると、
地上部は枯れますが屋外での越冬が可能です。
ドレスを着たお人形の様にも見える華やかな花姿から、
英名では「Lady’s eardrops(貴婦人のイヤリング)」と呼ばれます。
日本では釣に使う浮きを連想して「釣浮草(つりうきそう)」という別名があります。
百合が原公園自慢のコレクションの一つ、
多種多様で色鮮やかなフクシアを北海道で一堂に見られるのは百合が原公園だけです! 又、大温室では百合が原公園で種から育てた原種のユリを展示しています!!
マドンナリリー カスケードストレイン〔Lilium candidum cv.Cascade Strain〕
純白色が特徴的なマドンナリリーは
紀元前からギリシャ人やエジプト人によって神聖のシンボル、
及び薬用として栽培され、キリスト教では処女マリアのシンボルとされ、
儀式や祭日の聖花として使用されてきました。
又、美術的なモチーフとしても使用され、
紀元前1500年頃に建設された
ギリシアのクレタ島にあるクノッソス宮殿の壁画には
かなり正確なマドンナリリーが描かれています。
イトハユリ〔Lilium pumilum〕
ワックスがかかった様な光沢のある朱色の花で、
中国北部~東部シベリアに分布する寒地性のユリです。
マツバユリ〔Lilium cermum〕
ピンクがかった薄紫の花を咲かせる、
朝鮮半島、沿海州、アムール川支流ウスリー川流域に自生するユリです。
イトハユリ・マツバユリ共に花弁が反り返って下を向く(手鞠形)花形が特徴です。 展示してあるユリは今週末迄が見頃なのでお早めに!!
ルピナス見頃!!
リリートレイン沿線でルピナスが見頃です!
ハマナシも綺麗ですよ。
同じく沿線の「シャクヤク」は一番咲いている所で写真の通り。
奥では秋に向けてダリアの植え込みをしています。
園内各所ではバラ・ハマナシが咲いてきています。
その中から世界の庭園内、
ポートランドガーデンに咲いている原種バラ「ロサ グラウカ」
世界の百合広場では「エゾスカシユリ」が咲いています。
世界の庭園入口では「ヒマラヤの青いケシ」ことメコノプシスが咲いています。
現在は1輪咲いていますが、咲きそうな蕾が3つありました。
この他花木園横の芝生やポートランド庭園では「テマリカンボク」が綺麗です!
温室内では大温室で「ハンギングバスケット展」開催中です!
どの作品も見事な力作揃いですよ!
20日(日)迄なのでまだの方はお早めにどうぞ!!
同じく大温室では「ゼラニウム展」も27(日)迄開催中です。
又、来週からは中温室にて「フクシア展」が始まります。
庭が無くても・・・。
今日から大温室で「ハンギングバスケット展」が始まりました。
日時:6/15(火)~6/20(日) 8:45~17:15
共催:(財)札幌市公園緑化協会 、コテージガーデン 協力:ガーデニングリラの会
今回は、ハンギングバスケット44点、コンテナガーデン11点の他に、
テーマを持った4平方mのブース2点の計約60点を展示致します。
出展作品に賞が贈られるコンテスト形式で、
一般の方からの出品もある市民参加型の展示会です。
又、第二駐車場から温室への通路を彩るハンギングバスケットは、
「さっぽろ緑花園芸学校」卒業生が設立したボランティアグループ
「ガーデニング リラの会」の協力を得て作成しました。
*ハンギングバスケットとは
吊り下げ型(=ハンギング)の鉢などに複数の植物を寄せ植えにして、
玄関先などに飾る、イギリスで始まった展示方法です。
日本では、1990年に開催された花と緑の博覧会(大阪で開催)で、
都市での花の楽しみ方として大々的に紹介されました。
限られた空間を立体的に利用出来る為非常に人気の高い飾り方となっています。
又、吊る事で風通しが良くなり、病害虫の被害に遭い難いという利点もあります。
出展作品から一つ。
「plants*salamander」
個性的な作品も沢山あります。
お庭づくりやアレンジの参考にもどうぞ!!
続々と開花。
世界の百合広場では「マグノリア シネンシス」が開花しました。
その他リリートレイン沿線のルピナスや温室前のバラ、
園内各所ではハマナシも咲いてきました。
世界の庭園内瀋芳園のフジや、
世界の百合広場の藤棚もまだまだ見頃です。
又園内各所、レンゲツツジやヤマツツジ、
日本庭園のリュウキュウツツジ等のツツジ類も綺麗ですよ!
温室内、
大人気の「食虫植物展」(中温室)は13日(日)迄ですのでまだの方はお早めに!
大温室では「ゼラニウム展」(~6/27)開催中です。
来週6/15(火)からは「ハンギングバスケット展」も始まりますよ!
大温室の奥では、地植えの地涌金蓮(ムセラ ラシオカルパ)も
ひっそり(?)と咲いています。
今年も百合広場の池にカモの親子が!
見かけたら餌は与えず、見守ってあげて下さいね。










































