Archive for 2月 2009
華やかに
今日からツバキ展が始まりました。
期間は3月22日(日)迄。
約1カ月と言う長い期間開催される展示会です。
写真は海外で品種改良された洋種ツバキ達。
中には大輪でとてもツバキには見えない様な品種も多々あります。
期間中は鉢植えを中心に約250種類、280株を展示致します。
鉢植えは十分楽しめますが、地植えツバキはこれからといった様子です。(品種によっては満開の物もあります)
さて、
ツバキは、ツバキ科( Theaceae)ツバキ属( Camellia L.)の植物です。
東南アジアの亜熱帯から温帯の雨量の多い所に約200種の原種が分布し、中国南部からベトナム北部にかけて多く自生しています。
ちなみに日本はツバキ属分布圏の最北端で北限は青森県夏泊半島です。
日本人とツバキの関わりも古く、栽培の歴史は奈良時代まで遡ると言われています。
種子から油を搾り、整髪剤や灯りの油にしたり、木材を加工して生活用具や薪に、更にはその灰を染料に利用してきました。
ツバキが観賞の対象となったのは室町時代で、江戸時代以降は観賞を目的とした品種改良が盛んに行われました。 又、ツバキは日本を代表する花木として海外にも紹介され、18世紀以降にヨーロッパへ、その後アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドへと広がり、品種改良によって現在までに5000種程が作出されています。
もう一つ私達ととても身近なツバキ属が「チャ(C.sinensis)」です。
そう、紅茶や緑茶として飲んでいるあの茶です。
葉の製造加工法によって様々なお茶が出来ます。
日本人とチャとの関わりもや栽培も古く、中国から伝わり奈良時代に利用したという記録があります。
しかし最初の頃は薬用としての利用だったようで、本格的に喫茶の風習になったのは1191年だそう。
チャの鉢もあるのですが花期が10~12月なので残念ながら今はもう終わってしまいました・・。
クリスマスローズ展開催!
小温室でクリスマスローズ展が始まりました。
期間は3/1(日)迄。
クリスマスローズは、ヨーロッパ(一部中国)原産のキンポウゲ科、ヘレボルス属(Helleborus)の植物です。 原産地ではキリストにまつわる伝説があったり、又根や茎に含まれる有毒成分を狩猟や薬に利用したりと、中世から親しまれてきた花です。
今回は、一般ではあまり見かけない原種を含む20種類100鉢を展示の他、雪解けの森の落葉樹の根元と言う、多くのクリスマスローズの自生環境と開花期の雰囲気を感じていたける様なディスプレイもあります。
ディスプレイデザインは北海道を代表する植栽プランナーの一人、梅木あゆみさん(有限会社コテージガーデン)のご協力を頂きました。
更に、2/28(土)の11:00~15:00限定で、静内町のクリスマスローズ専門の生産者本庄さん(花工房「夢織」)のご協力による相談コーナーが開かれます。 尚、展示会期間中は苗の販売も行います。
さて、
そもそも 「クリスマスローズ」とは本来、写真のヘレボルス・ニゲル(H.niger)の英名です。
なのでヨーロッパでは「クリスマスローズ」と言うとこの花を指す訳です。
ニゲルはヨーロッパ中部~南部に分布し、それらの中でも暖かい地域でクリスマス時期に開花します。
原産地ではイエスが誕生した際贈り物として捧げる物が無いと悲しんでいた羊番の少女の為に天使が咲かせた花という話もあります。
成程、「クリスマス」と付くのにも納得出来ますね。
日本でよくこのニゲルと混同されるのがヘレボルス・オリエンタリス(H.orientalis)ですが、こちらは2月下旬~4月と開花期に違いがあります。
なので、園芸店等では「春咲きクリスマスローズ」と呼ばれる事も。
又、オリエンタリスはキリスト教の四旬節(レント)の頃に咲くという事で、ヨーロッパでは「レンテンローズ」と呼ばれニゲルとは区別されています。
しかし日本はレントと言う行事に馴染みが無く、又ニゲル種より春に咲くオリエンタリス種の方が多く流通している為、クリスマスローズという名前と花期にズレが生じているのです。
では日本で言う「クリスマスローズ」とは何かというと、ヘレボルス属やそれらの園芸品種も含めた総称として使う事が多い様です。
しかし学術的な話から言えば、ニゲル以外の原種やお店等で見かける園芸品種の事を「クリスマスローズ」とは呼ばないのです。
長くなりましたが、違いがご理解頂けたでしょうか?
準備中!
明日から小温室でクリスマスローズ展が始まります。
原種の自生環境を再現したディスプレイの他、
一般ではあまり見かけない原種も展示致します。
お楽しみに!!
奇妙な・・・
サトイモ科 コンニャク Amorphophallus rivieri var.konjac
インドシナ半島や中国大陸南部が原産とされています。
属名Amorphophallusは、ギリシア語のAmorphos(不恰好な・奇形の、の意)と、Phallos(1種のほこの意) に由来し、塊茎の形にちなむとも、花序の形にちなむとも言われています。
属名の通り奇妙な形をしていますが花弁に見えるものは、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるものす。(苞とは通常の葉が変化して出来た物)
さて、何故ビニールに包まれているかと言うと・・・・凄い臭いがするからです。
去年バックヤードの温室で咲いていた時は、扉を開けた瞬間、凄く鉄臭かった記憶があります。
その臭いが暫くこもっていました・・。
バックヤードならともかく一般展示スペースでこもってしまっては大変なので・・・。
興味のある方はビニールの隙間から嗅いでみて下さい。
只どんな臭いがしても文句はなしという事で・・・。
ちなみに現在展示されているのは去年のよりも大きいです。大体140cm位でしょうか。
ちなみに好奇心旺盛な書き手は・・何回嗅いでも茹でたコンニャクの香りしかせず、思わず味噌おでんが食べたくなりました・・・。
現在コンニャクの展示してある中温室ではアザレア展開催中です!
更に来週17日(火)からは小温室にてクリスマスローズ展が始まります。
そして24日(火)からは大温室でツバキ展・・・と、今月は展示会が目白押しですよ!!
チケット完売のお知らせ
好評に付き、ミモザコンサートのチケットは完売いたしました。
たくさんのお申込ありがとう御座いました。
尚、3月15日(日)のツバキの育て方講習会の受付は引き続き行っております。
講習会の申込は、百合が原緑のセンター 011-772-3511迄。
華やかに・・
アザレア展が始まりました。
期間は2月10日(火)~3月8日(日)
期間中約130品種200鉢を展示致します。
品種によっては満開の物もありますが、全体的には4割程の開花です。
それでも明るく鮮やかな花色ばかりなので、温室内が華やかです。
アザレアは自然に自生していたものではなく、タイワンヤマツツジ(R.simsii)や、
リュウキュウツツジ(R.mucronatum)、キリシマツツジ(R.obtusum)、サツキ(R.indicum)等がヨーロッパ(主にベルギー、オランダ)に渡り、温室促成鉢植用に品種改良された物で、「ベルジアン・アザレア」(Belgian Azalea)と呼ばれています。
オランダツツジ(阿蘭陀躑躅)、セイヨウツツジ(西洋躑躅) という別名もあります。
さて、私達日本人は「アザレア」と呼んでいますが、本来「アザレア」とはツツジ全体を総称する英名です。
耐寒性は弱く、札幌は屋外越冬出来ません。
ミモザコンサート詳細と講習会のお知らせ
今年もミモザコンサートの開催が決定しました!
開催日 2/28(土)
時間 13:00~14:00
定員 50名
曲目はスタンダードジャズで、演奏曲はカントリーロード、ジョージア・オン・マイ・マインド他。
演奏者は 杉本 典真(サックス他)、田村 洋子(電子ピアノ)、菊地 剛士(ベース)です。
事前申込が必要となります。
前売り券販売、申し込みは2/11(水)より、緑のセンター(Tel 011-772-3511)で行います。
・ツバキの育て方の講習会
ツバキの育て方 3/15(日) 13:30~14:30 定員20名 費用200円
こちらもコンサートと同じく、申し込みは2/11から緑のセンターで行います。
たくさんの皆様のご参加お待ちしております!!