2017/4/13 (木)

春が来ましたが・・

カテゴリ:その他の川,できごと — s @ PM12時頃   

 春らしい日々が続いてましたが、今日は冬に逆戻りです・・
 エゾアカガエルの産卵が始まる時期が来たので、様子を見に行ってきました。
 まだ、雪深く産卵は始まっていないかなと思いましたが、二つの卵塊を見つけました!
 これから、本格的に産卵が始まりそうです!

まだまだ雪深いです。


二つの卵塊がありました!水温は、7.5度でした。

 


2017/4/11 (火)

野生のサケが育っています

カテゴリ:できごと,サケ情報,豊平川,News — sake @ PM2時頃   

さけ科学館横を流れる真駒内川では、昨年サケが産卵していました。
野生の稚魚が無事に育っているか、確認したところ・・・

昨年はサクラマスもたくさん産卵していたので、サクラマスの稚魚(ヤマメ)がたくさんいた中で、サケの野生魚も一匹見つけることができました。

3月9日に放流したサケの放流魚と比べてみると野生魚は小さいですね。

今年も札幌ワイルドサーモンプロジェクト(豊平川に野生のサケを増やす取り組み)の協力で、海に下るサケの稚魚を調査しています。
稚魚はおもに日没後に降海するので、調査は夜間です。

北海道区水産研究所では、野生魚と放流魚にはどのような違いがあるかも調べています。
こちらは魚の遊泳速度を調べる装置。

今のところ、野生魚は体サイズが小さい割に遊泳能力が高い、という傾向がありそうです。

サケ稚魚の調査は、降海が終わる6月下旬まで続きます。


2017/1/14 (土)

豊平川サケ産卵床調査6回目(今年度ラスト)

カテゴリ:できごと,サケ情報,豊平川,News — sa @ PM7時頃   

こんばんは。
1月8日(日)と12日(木)の2日間で、今年度ラストの豊平川産卵床調査を行いました。
気温はマイナス何度だったのでしょう。
とにかく寒い日でした。
でも、雪の中をラッセルしながら歩いている時は汗だくです。
深い場所は進めないので、道なき道をひたすら進みます。
雪こぎの様子①
雪こぎの様子②
「こんな寒いのに、サケなんて川にいるの?」と思われる方もいるかも知れません。
調査時、水温は1.5度。
それでも、サケたちは自分の子どもを残そうと、文字通り命をかけて産卵行動をしています。
【産卵床を守っているメスザケ】
産卵床を守るメスザケ
【流れのゆるやかなところで休憩中のサケ】
流れのゆるやかなところで休憩中のサケ
【メスを奪い合うオスたち】
メスを奪い合うオスたち
今年度の豊平川の調査(計6回)で確認した産卵床数は、合計で605か所でした。
※2015年度は計824か所。

推定遡上数は、産卵床数の2倍としていますので、豊平川に最低でも1,210尾は遡上してきたと考えられます。
※メスザケ1尾に対し産卵床が1か所。そして豊平川において雌雄の比は約1:1なので、産卵床数の2倍が推定遡上数となります。
札幌の街中を流れている豊平川にこんなにもたくさんのサケが遡上してきていることを知らない方もいらっしゃると思いますが、実は毎年約1,000~2,000尾のサケたちが帰ってきています。
~今年の豊平川で気になったこと~
カウントしたわけではないので、あくまで主観的なものですが、残卵があるまま死んでいたメスザケが例年より多かったように感じました。
残卵メス①
残卵メス②
豊平川におけるサケの産卵環境は、河床低下により上流から徐々に狭まってきています。
また、平和大橋や上白石橋辺りの産卵場所に少しずつ砂泥が堆積し、サケが産卵しにくくなっているのも事実です。
河床低下の様子
産卵域推移
このような環境の変化がサケや他の水辺の生きものにどのような影響を及ぼすのか、今後も調査を継続して行うことで見守りながら、より良い関係を目指し努力していきます。
≪2017年1月12日までの累計数≫

・産卵床確認数(豊平川)

 サケ産卵床  605ヶ所

・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。

 サケ     1210尾

 ホッチャレ/親魚計測個体数  計172尾

≪観察ポイント≫
ありませんでした。


2016/12/29 (木)

豊平川サケ産卵床調査5回目

カテゴリ:できごと,サケ情報,豊平川,News — sa @ PM12時頃   

※2017年1月14日(土)追記
ホッチャレ確認数に誤りがありました。
メスを1尾追加します。
データの確認に不備があり、申し訳ございませんでした。

12月27日と28日の二日間で、今年度5回目の調査を行ってきました。
連日の大雪で豊平川の河川敷も一気に冬景色。
川の深みを回避する際は、自分の背丈よりも高くなっている雪山を右に左に乗り越えながら進んでいきます。
調査風景①
サケ自体は昨年の同時期に行った調査と比べると少なく、産卵床も約半分の数しか確認できませんでした。
※2015年12月25日~12月27日の調査では、127か所の産卵床を確認しましたが、今回は64か所でした。
ホッチャレの数も少なかったので、今年は遡上数自体が少ないようです。
調査風景②
下の写真をご覧ください。
ホッチャレが2尾並んでいますが、下の方は体が銀色なのが分かるでしょうか。
これは通称「ギラ」と呼ばれています。
海では銀化しているサケも、川に上る頃になると婚姻色が出てくるのが普通ですが、まれに銀化のまま(もしくは体の一部に銀化を残したまま)遡上してくるものもいます。
調査風景③
来年1月上旬に今年度ラストの調査を行う予定です。
それでは良いお年をお迎えください。

≪2016年12月28日までの累計数≫

・産卵床確認数(豊平川)

 サケ産卵床  568ヶ所

・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。

 サケ     1136尾

 ホッチャレ/親魚計測個体数  計170尾

≪観察ポイント≫
ありませんでした。


2016/12/8 (木)

豊平川サケ産卵床調査4回目

カテゴリ:できごと,サケ情報,豊平川,News — sa @ PM4時頃   

※2017年1月14日(土)追記
ホッチャレ確認数に誤りがありました。
メスを1尾追加します。
データの確認に不備があり、申し訳ございませんでした。

こんにちは。
11月は天気や豊平川の状況がかみ合わず、期間が空いてしまいましたが、ようやく4回目の調査に行けました。
今回は、『サケのふるさと千歳水族館』からの助っ人たっちゃんも参加してくれました。
ありがとうございました。
千歳水族館_たっちゃん
気温も低く、雪も降る中での産卵床調査。
そんな状況下でも、サケたちは命をかけて産卵行動をしています。
メスザケは、尾びれがボロボロになり、体表には水カビが生え、上手く泳げなくなっても死ぬまで自分が産んだ場所を守ります。
産卵床を守るメスザケ
サケは産卵後必ず死んでしまう種です。
私たちはホッチャレと呼んでいますが、微生物や他の水生生物、カラスやオジロワシなど色々な生きものにとって、冬期間の大切な食料となります。
また、それらに分解されると森の栄養にもなり、翌春に生まれる稚魚たちのエサとなる小さな虫たちが豊富に育つことにも繋がるんです。
自然界に無駄なものはないんですね。
ホッチャレ

≪2016年12月6日までの累計数≫

・産卵床確認数(豊平川)

 サケ産卵床  504ヶ所

・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。

 サケ     1008尾

 ホッチャレ/親魚計測個体数  計161尾

≪観察ポイント≫
ありませんでした。


2016/10/2 (日)

悲しい光景。

カテゴリ:できごと,サケ情報,News — sa @ PM3時頃   

こんにちは。
先ほどのお話。
午前中に使用したサケを捕獲するための投網を乾かすため、広げようとすると何かが引っ掛かっています。
泥が付いて見にくかったのですが、網から外して水洗いすると、こんなものが・・・
ひっかけ針①
ひっかけ針②
あからさまですね・・・。
ひっかけ針の使用は「北海道内水面漁業調整規則」によって禁じられています。
ルールアンドマナー抜粋
※Rule&Manner フィッシングルール2016より引用
→参照ページ【遊魚に関するルールのページ
そして何より、河川や湖沼(内水面といいます)において、サケ・マスの採捕しようとする行為そのものが禁止です。
サケたちは、遠い遠いアラスカ湾やベーリング海まで行って成長します。
産卵のために河川に遡上できるのはごく一部なんです。
静かに見守ってあげてくれませんか?


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