噴水がある広場から北側の、開けた芝生の下り斜面を降りた先に「学びの森」があります。園内マップはこちら
8月上旬まで、隣接する民有地との境界フェンス工事で立ち入りができませんでしたが、現在は自由に入ることができます。
「学びの森」は、北海道でみられる樹木を100種類集めて植えて学ぼうという目的で、旭山記念公園ができたのと同じ1970年に作られました。
ただ樹木の種類に関して、3年前の調査では48種類しか確認できず、種が飛んできたのか当時のリストにない樹種もみられます。
樹木は大きく成長して密度が高くなったため、下枝がなく、葉が頂部に集中して、近くで葉を観察しにくいものもありますが、
フェンス工事に伴って、ニセアカシアなど実生で増えて大きくなった樹木を一部間伐し、日の光が入るようになりました。
また、樹木には樹名板が付けられ、特徴や分類などがわかるようになっています。
また、排水路がある斜面の下側は、土に湿り気があり、
森の中にいる雰囲気を味わえます。春にはエンレイソウが多く咲く場所です。
今後は、「学びの森」入口に解説パネルを設置したり、
歩きやすいように落ち枝やササの整理等を進めていく予定です。
駐車場からは少し遠いですが、森林浴を楽しみながら、
樹木について考えてみませんか。