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毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。

2018年7月27日(金曜日)、ここ最近の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察を続けておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

■今週のトピックス

◎コサメビタキ

7月26日(木曜日)、コサメビタキ幼鳥を今年初めて確認しました。

写真はピクニックテラスから学びの森にかけての辺りで撮影したものですが、この辺りは5月以降コサメビタキがよく見られた場所であり、付近で営巣したものと考えられます。

2018年7月27日コサメビタキ幼鳥

頭がごま塩模様で胸にうっすらと縦縞が入っているのが幼鳥の特徴です。

この場所では今日も2羽のコサメビタキを確認しましたが、片方は親鳥の可能性もあります。

また今日はポートランドの森から栗の木デッキにかけての辺りでも幼鳥を含め2羽のコサメビタキを観察しました。

毎年7月中・下旬からひと月ほどは、コサメビタキを観察しやすい時期です。

 

◎オオルリ

7月24日(火曜日)、オオルリ幼鳥を今年初めて確認しました。

その日はつり橋付近で観察、さらに26日には上記コサメビタキ幼鳥と同じ場所で観察しましたが、オオルリ幼鳥がコサメビタキ幼鳥と行動をともにしており、コサメビタキが飛ぶとオオルリも後を追って飛んで行きました(オオルリ幼鳥は遠くて写真が撮れませんでした)。

2羽が近くにいるとオオルリ幼鳥の方が大きいので分かります。

なお、先週までお伝えしていた藻岩山登山道入口付近での囀りですが、昨日26日にはまだ聞こえてきましたが、今日は今のところまだ確認していません。

 

◎クロツグミ

7月26日(木曜日)、つり橋付近で幼鳥を今年初めて確認しました。

この場所は昨年もこの時期に幼鳥が出てひと月ほどよく見られました。

クロツグミの幼鳥はオオルリよりさらに大きく、頭の形が違いますが、色合いは今の時期はよく似ています。

ヒタキ科の幼鳥がたくさん出てきました。

なお、クロツグミ囀りはまだ時々聞かれますが、先週よりも明らかに聞く頻度が落ちてきました。

 

 

■今週のシマエナガ情報

◎エナガ(亜種シマエナガ)

双子沢川で見る機会が多く、24日にはつり橋の辺りから30分以上ずっと声が聞こえてきていました。

幼鳥はもう顔の黒い帯がほぼ消失していますが、なんとなくその辺りが他よりは黒ずんで見えます。

今週も見られる機会が比較的多いことが予想されます。

写真は7月24日に撮影した巣立ち幼鳥です。

2018年7月27日シマエナガ

 

 

■夏鳥情報

◎キビタキ

昨日26日は園内数カ所で囀りを比較的よく聞きましたが、今日はほとんど囀りを聞いていません。

暑さの影響があるかどうかは不明です。

また他のヒタキ科3種の幼鳥の情報をお伝えしましたが、キビタキだけまだ幼鳥を確認していません。

ここ1週間は特に動向に注目してみたいと思います。

 

◎コルリ

囀りを聞かなくなりましたが、先週お伝えした通り、コルリは地鳴きをほとんどしないため、この先は存在確認が難しくなり、いつ南に移動するのかも分からなくなります。

 

◎センダイムシクイ

囀りは時々聞かれますが、「カラ類混群」に入って行動していることがあり、群れの中を探すと中にいることがあります。

 

◎ウグイス

今週も声や姿を確認できませんでした。

先週、今週と道内でウグイスがいる場所に行ってきましたが、そこではまだ囀りしていたので、旭山はどうやら本当にいないようです。

 

◎ヤブサメ

笹薮で「チュッ」あるいは「キュッ」「キュッキュッ」というような地鳴きが聞こえることがよくあり、探すとすぐ近くにいることが結構あります。

囀りはほとんど聞かれなくなりましたが、地鳴きはよく聞かれます。

 

◎メジロ

囀りを聞くことは少ないかあっても鳴いている時間が短いですが、「キューッ」という声は比較的よく聞かれます。

 

◎アオジ

まだ時々雄の囀りが聞かれますが、雄の親が幼鳥から人など外敵の気を逸らすために鳴くことがよくあります。

アオジは藻岩山登山道入口下で見る機会が多いです。

 

◎ホオジロ

7月26日、ピクニックテラスの近くのトドマツで雄が囀りしていましたが、聞いているとそれより下のちびっこ広場のどこかから囀り声がもうひとつ聞こえてきました。

その2羽の関係は不明ですが、雄が最低2羽いることになります。

写真はその時トドマツで囀りしていた雄の個体です。

2018年7月27日ホオジロ雄

 

◎イカル

今週は観察情報がほとんどありませんでした。

イカル自体はまだ秋まで旭山および藻岩山の辺りにいます。

 

◎アオバト

園内で時々声が聞かれます。

 

◎キジバト

森の家から道路沿いの辺りで日に何度か見たり声を聞いたりします。

 

◎ツツドリ

今週は声を聞きませんでしたが、ツツドリ自体は9月まで旭山にいます。

 

 

 

■留鳥情報

◎クマゲラ

今週は園内での観察情報がありませんでした。

 

◎ヤマゲラ

今週は確認できませんでした。

 

◎アカゲラ

園内で時々「キョッ」という声を聞きます。

幼鳥は先週は確認しましたが、今週は観察情報がありませんでした(たまたまの可能性が高いですが)。

 

◎オオタカ

今週は園内での観察情報はありませんでした。

 

◎ヤマガラ

引き続き幼鳥が見られますが、双子沢川から学びの森にかけての辺りで見ることが多いです。

 

◎シジュウカラ

旭山ではまだ確認していないですが、市内別の場所で今年2回目と思われる幼鳥を確認しました。

旭山でも2回目の幼鳥が現れる可能性があります。

 

◎ハシブトガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

よく見られます。

 

 

この先、夏日もしくは真夏日になる日が出てくる予報となっておりますが、野鳥観察の際には、水分補給等熱中症対策を施した上でお歩きください。

森の中は日蔭になっている場所があり、直射日光を浴びなければ比較的涼しいので、日蔭での観察をおすすめします。

 

来週は8月3日(金曜日)にこの記事を上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られるよう願っております。

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